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米国株式市場=小幅安、雇用統計好調で大幅利下げ期待後退
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独立記念日明けの米国株式市場は小幅安。ダ
ウ平均株価は43ドル値下がりした。米雇用統計が予想外に好調だったことで大幅利下げ
に対する期待が後退した。
6月の雇用統計は非農業部門の雇用者数が22万4000人増と5カ月ぶりの大幅な
伸びで、ロイターがまとめたエコノミスト予想の16万人増を上回った。一方、賃金上昇
率は緩やかだった。
統計を受け、金利先物が織り込む今月の0.5%利下げの確率は大幅に低下。ただ、
0.25%利下げの可能性は依然高いとみられている。
アクワイアラーズ・ファンズ(ロサンゼルス)の創業者、トリアス・カーライル氏は
「利下げは相場の買い要因となるため、市場はFRBの動向を注視しているし、FRBも
また市場を注視している」と述べた。
FRBは5日、半期ごとに議会に提出する金融政策報告書を公表した。今年前半の米
経済は引き続き「底堅いペース」で推移する一方、関税引き上げが世界貿易や企業投資を
圧迫し、最近の数カ月間で経済が弱まったもようとの認識を示した。パウエルFRB議長
は来週10、11日に半期

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