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NY市場サマリー(3日)
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<為替> ドル/円が1週間ぶりの安値を付けた。米債利回りの低下や米中通商協議
を巡る楽観的な見方の後退が重しとなった。
翌日が米独立記念日で休場となるため、商いは限定的。この日発表された米経済指標
はまちまちで、ドルの方向感は定まらなかった。
企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)と
ムーディーズ・アナリティクスが発表した6月の全米雇用報告は、民間部門雇用者数が1
0万20000人増と、ロイターがまとめたエコノミスト予想の14万人増を下回った。
キャピタル・エコノミクスの首席米国エコノミスト、ポール・アシュワース氏は、A
DP統計を受け、経済の悪化が労働市場に広がっていると指摘。「米中通商協議が軌道に
乗ったとしても、少なくとも現時点では、雇用の伸び鈍化を示す兆候は7月または9月の
米利下げに十分だ。ただ50ベーシスポイント(bp)の利下げ予想は見当違いだろう」
と述べた。
米労働省が3日公表した6月29日終了週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)
も前週比8000件

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