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ユーロ圏総合PMI、6月改定値は52.2 製造業の低迷が足かせ
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IHSマークイットが発表した6月のユーロ圏総合購買担当者景気
指数(PMI)改定値は52.2で速報値(52.1)から上方改定され、5月の51.8から上昇した。
製造業の悪化をサービス部門がカバーした。
IHSマークイットのチーフ・ビジネス・エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「6月のPMI
は、ユーロ圏の成長ペースが第2・四半期の終わりに上向いたことをしているが、過度に喜ぶのは禁物だ」
と指摘、「PMIは現在および将来の成長が比較的弱いことに加えてインフレ圧力の低下を示唆しているこ
とから、欧州中央銀行(ECB)は数カ月以内に新たな景気刺激策を打つと予想される」と述べた。
PMIに基づくと、第2・四半期の域内総生産(GDP)は前期比0.2%増となる見込み。ロイター
が前月まとめた市場予想の0.3%増を下回る。
6月のサービス部門PMI改定値は53.6。速報値(53.4)から上方改定され、5月の52.9
から上昇した。
1日発表された製造業PMI改定値は47.6と景況感の分かれ目となる50を5カ月連続で下回った

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