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6月のドイツ製造業PMI改定値は45.0、6カ月連続で50割れ
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IHSマークイットが1日に発
表した6月のドイツの製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は4
5.0で、4カ月ぶりの高水準だった。ただし、需要減が新規受注を圧
迫し、雇用も減少する中、景況拡大と悪化の節目とされる50を6カ月
連続で割り込んだ。速報値(45.4)から下方修正となった。
貿易戦争と世界経済の鈍化が独輸出の打撃となる中、新規受注は昨
年10月から減少が続き、製造業は3月以来、人員を削減している。
IHSマークイットの主席エコノミスト、フィル・スミス氏は「ド
イツの製造業PMIは6月は小幅に上昇したが、世界的な貿易面の緊張
や自動車の低迷、拡大する不透明感を背景にドイツの製造業は苦境が続
いており、PMIも引き続き縮小圏内にとどまっている」と指摘。「一
方、新規受注の減少ペースが3カ月連続で鈍化、将来の期待を示す指数
が景況拡大を示す水準に回復するなど、明るい要素もある」と述べた。
ドイツ経済は今年、10年連続のプラス成長を達成すると

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