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UPDATE 1-アジア通貨動向(28日)=総じて小幅高、第2四半期はバーツが上昇率首位
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アジア通貨は総じて小幅高。米中首脳会談への期待でリス
ク選好度が高まっているが、慎重な姿勢を崩していないトレーダーも多い。
タイバーツは小幅高。市場では5月の貿易統計の発表が待たれている。
人民元は小幅上昇。中国人民銀行(中央銀行)が基準値を小幅に元高水準
に設定した。週末には6月の中国の製造業関連指標が発表される。
ロイター調査によると、中国国家統計局が30日に発表する6月の製造業購買担当者
景気指数(PMI)は、製造業景気の拡大・縮小の分岐点となる50を2カ月連続で割り
込む見通し。
フィリンペソは0.18%安。インドルピーは小幅高。
大半のアジア通貨は第2・四半期に小幅な上昇となる見通し。
バーツが約3%高の予想で上昇率トップとみられる。国内経済が比較的安定しており
、タイ中銀が利下げに消極的なことから、バーツは今年6%近く値上がりしている。一方
、元は2%以上下落し、四半期での下落率トップとなる見込み。
フィリピンペソは第2・四半期に約2.8%上昇。物価が抑制されていることが支援
材料。

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