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〔マーケットアイ〕金利:国債先物が上昇で前引け、長期金利は-0.130%に低下
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<11:18> 国債先物が上昇で前引け、長期金利は-0.130%に低下
国債先物中心限月9月限は前営業日比14銭高の153円58銭と上昇して午前の取引を終えた。米債
高や米中貿易摩擦問題への根強い懸念を背景に、朝方からしっかりと推移。日経平均株価が軟調に推移して
いることやドル/円がやや円高に振れていることも、円債の支援材料となった。10年最長期国債利回り(
長期金利)は同1.5bp低いマイナス0.130%に低下した。
現物市場では超長期ゾーンの金利が一段と低下。新発20年債は前日比2.5bp低い0.220%。
新発30年債は一時同3.5bp低い0.305%まで低下。新発40年債は一時前日比4.0bp低い0
.335%と、2016年7月29日以来の水準まで低下した。
14日に「残存5年超10年以下」対象の日銀による国債買い入れオペを控える中、「外部環境を踏ま
えると、オファー額が据え置かれる可能性の方がやや高い」(国内証券)との見方から、長期ゾーンに対し
ても買い安心感が広がっている。

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