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ユーロ圏製造業PMI改定値、5月は47.7 4カ月連続で50割れ
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IHSマークイットが発表した
5月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は47.7
で、好不況の分かれ目となる50を4カ月連続で下回った。
速報値から改定はなかった。4月の47.9から低下した。3月に
記録した6年ぶり低水準をわずかに上回った。
米中貿易戦争、自動車販売低迷、英国の欧州連合(EU)離脱問題
、地政学リスクの拡大が圧迫要因となった。
生産指数は48.9。4月は48.0だった。
IHSマークイットのチーフ・ビジネス・エコノミストのクリス・
ウィリアムソン氏は「ユーロ圏の製造業は5月も縮小した。第2・四半
期のユーロ圏経済の足を引っ張る見通しだ」と指摘。
「生産が4カ月連続で減少し、新規受注も一段と急減しており、製
造業が2013年以降で最も厳しい状況にあることが窺える」と述べた
。
新規受注指数は46.6と、8カ月連続で50を下回っており、近
い将来の回復が見込めないことが浮き彫りとなった。4

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