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NY市場サマリー(31日)
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<為替> トランプ米大統領がメキシコの移民対策が不十分として同国の輸出品に関
税をかける方針を示したことを受け、安全通貨としての円に買いが殺到し、円は対ドルで
約1%上昇した。
トランプ大統領は前日、6月10日以降メキシコからの輸入品すべてに5%の関税を
課し、移民の流入が止まるまで関税率を段階的に引き上げると表明。これを
受け、メキシコペソが対ドルで一時3.4%下落し、1日としての下げは昨年10月以来
の大きさとなった。
バノックバーン・グローバルフォレックスの首席市場ストラテジスト、マーク・チャ
ンドラー氏は、トランプ大統領の関税方針を受け「メキシコペソが急落し、市場が全般的
に『リスクオフ』となる中で円に買いが入った」と述べた。
世界的な通商を巡る緊張の高まりを受けて他の通貨も安全資産として買われてきたが
、円には継続的に買いが入った。この日も安全通貨の中で円が特に選好された。円はドル
に対し1.11%高の108.41円。ユーロに対しては0.7
5%上昇した。5月の円の上昇率は対ドルで2.72%、対ユーロ

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