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欧州市場サマリー(31日)
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<ロンドン株式市場> 反落して取引を終えた。トラン
プ米大統領が不法移民問題を理由にメキシコに制裁関税を課すと表明したことや、中国の
軟調な統計を受けて世界経済低迷への不安が高まった。
中国が発表した5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は予想以上の落ち込みと
なった。米中貿易摩擦による経済的な打撃を示す内容だった。
マーケッツ・コムのアナリスト、ニール・ウィルソン氏は「トランプ氏の次の標的は
どこかとの懸念が浮上した。EUかもしれない」と指摘。「中国との通商交渉が決裂する
中での動きで、強気筋にとって新たな打撃だ。貿易摩擦の高まりによる下振れリスクは一
段と高まるだろう」とした。
FTSE350種銀行株指数は1.16%、鉱業株指数は
1.79%それぞれ低下した。
住宅建設株指数は0.96%低下した。住宅金融会社ネーションワイド
が発表した5月の英住宅価格は上昇率が3カ月ぶりの低い伸びに鈍化した。英国の欧州連
合(EU)離脱の混乱が引き続き消費者心理に影響していることを示した。
マクロ経済的な先行き不透明感

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