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欧州市場サマリー(29日)
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<ロンドン株式市場> 続落して取引を終えた。米中貿
易摩擦が高まっている兆しが相場の重しとなった。英国が合意なく欧州連合(EU)を離
脱する可能性が拡大していることもリスク志向をくじいた。
中国共産党機関紙・人民日報は29日、中国が主要な生産国であるレアアース(希土
類)について、米中貿易協議で交渉カードとして使う可能性を示唆した。
貿易摩擦による世界需要への影響が不安視され、FTSE350種鉱業株指数<.FTNM
X1770>は1.92%低下した。アジアへのエクスポージャーが高い金融大手HSBC<HSB
A.L>とスタンダード・チャータード(スタンチャート)は0.5%と1.7%そ
れぞれ下落した。原油安に伴い石油大手のBPとロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.
L>も値を下げた。
こうした中、中型株ではインフラ・サポートサービス企業のストバート・グループ<S
TOB.L>が6.0%上昇した。航空とエネルギー事業の好業績を背景に通期の売り上げが3
9%増加したことが好感された。

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