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欧州市場サマリー(14日)
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<ロンドン株式市場> 反発して取引を終えた。米中通
商協議に対する前向きな見方が浮上し、市場心理が好転した。
トランプ米大統領は中国との通商合意が近いと発言。ただ両国の貿易摩擦が長引くと
の懸念は残っている。
アジアへのエクスポージャーが高い金融株のほか、鉱業銘柄が値を上げた。
石油大手のロイヤル・ダッチ・シェルとBPはFTSE100種の最
大の押し上げ要因となった。サウジアラビアは国営石油会社サウジアラムコの施設が爆発
物を搭載したドローン(無人機)に攻撃されたと発表。これを受け原油が値上がりした。
一方、携帯電話サービス大手のボーダフォンは3.7%下落し、約10年ぶ
りの安値を付けた。次世代通信規格「5G」の展開と、米リバティ・グローバルの資産買
収に必要な資金を確保するために減配を決めた。
中型株ではベーカリーチェーンのグレッグスが15.1%急騰し、過去最高
値。完全菜食主義者(ビーガン)向けのソーセージロールの人気が高まり、2019年の
利益見通しを引き上げた。利益見通しの引き上げは今年2回目。

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