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アジア通貨動向(6日)=人民元主導で下落、米中協議巡る懸念で
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アジア新興国通貨は中国人民元主導で下落。トランプ米大統
領が2000億ドル相当の中国製品に対する関税を引き上げると表明したことを受け、米
中通商協議を巡る楽観的な見方が後退している。
3連休明けの取引で人民元は約1%下落し、3カ月以上ぶりの安値を付け
た。
ソシエテ・ジェネラルの新興国市場戦略責任者、ジェイソン・ドー氏は「これまでの
両国からの前向きな発言を踏まえ、市場は基本的に米中通商協議についてポジティブな結
果を完全に織り込んでいた。そのため、人民元は今朝大幅下落した」と指摘した。
その他のアジア通貨もおおむね軟調。インドネシアルピアは最大0.6%下落。フィ
リピンペソも一時0.6%安となった。インドルピーは一時0.4%下落
した。
マレーシアリンギは0.2%下落し、約4カ月ぶりの安値を付けた。
タイ、韓国市場は祝日で休場。
0515GMT(日本時間午後2時15分)現在のアジア新興国通貨の対米ドル相場
は以下の通り。
*Previous dayは各通貨のオンショア市場引け値

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