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英サービスPMI、4月は50.4に改善 新規受注は不振
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IHSマークイット/CIPSが発表した4月の
英サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は50.4で、前月の48.9から上昇し
、好不況の分かれ目である50を上回った。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は50.5だった。
ただ、新規受注は前月に続き不振だった。
英国の欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感が企業のムードを悪化させている。
今週発表された製造業PMIは、離脱を控えた在庫積み増しが一服したことを示した
。建設業PMIでは、新規受注が低調だった。
IHSマークイットのチーフエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「受注残な
ど先行き見通しに関する指数は、目先需要が弱いことを示唆し、すでに雇用の減少という
形で表れている」と述べた。
新規受注は4カ月連続で50を下回った。4カ月連続というのは、金融危機後で最長
。
製造業、サービス部門、建設業をあわせた総合PMIは50.9で、前月の50.0
から上昇した。
(い)

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