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米国株式市場=続落、エネルギー軟調 FRB議長発言の消化続く
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米国株式市場は続落して取引を終えた。原油安につられてエネ
ルギー株が下落した。前日のパウエル連邦準備理事会(FRB)議長発言を消化し続けた。
S&Pエネルギー指数の下落がセクター別で目立ち1.71%安。米原油相場は供給過剰懸念
を背景に2%強下落した。
パウエル氏は、インフレの下押し要因による影響は一時的である可能性に言及した。
同氏の発言を受け、市場の年内利下げ予想が後退した。多くの投資家は、FRBの姿勢が理にかなうと
みている。
ボケ・キャピタル・パートナーズのキム・フォレスト最高投資責任者(CIO)は「合理的な投資家が
現時点で利下げを予想するとは思えない。それに良好な景気情勢が必ずしも利上げを示すとは限らない」と
話した。
S&P総合500種がこのほど過去最高値を付け、投資家が様子見している可能性もある。プルデンシ
ャル・ファイナンシャルの首席市場ストラテジスト、クインシー・クロスビー氏は、株式相場が極めて好調
だったとし、「相場が急に動けば、若干慎重ムードが漂うことがある」と話した。

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