スポンサーリンク |
米国株式市場=下落、FRB議長発言で利下げ期待後退
- 記事詳細
-
米国株式市場は下落して引けた。米連邦準備理事会(FRB)
のパウエル議長の発言を受け、FRBが年内に利下げに動くとの見方が後退した。
FRBこの日まで開いた連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目
標を2.25─2.50%に据え置くことを決定。ただパウエル議長は会見で、インフレの下押し要因によ
る影響は一時的である可能性に言及した。
発言を受け、市場で広がっていた利下げ観測は後退。金利先物が織り込む年末の利下げ確率は低下した
。
ロバート・W・ベアードの市場ストラテジスト、マイケル・アントネッリ氏は「議長発言は基本的に、
以前ほど利下げに近づいていないという内容で、その事実が市場の売りを誘った」と指摘した。
アップルがけん引して相場はおおむねプラス圏で推移し、S&P500は一時最高値を更新す
る場面もあった。同社が前日発表した四半期(1─3月)決算は、iPhoneの売り上げが大きく落ち込
んだものの予想を上回り、750億ドル規模の自社株買いも新たに発表した。株価はこの日、4.9%

スポンサーリンク |