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UPDATE 1-アジア通貨動向(11日)=おおむね下落、世界経済巡る懸念で
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アジア新興国通貨は対ドルでおおむね下落。中国経済に改
善の兆しがみられるものの、世界経済への懸念からリスク資産が売られる展開となってい
る。
世界経済を巡っては、国際通貨基金(IMF)が9日に今年の成長率見通しを3.3
%に引き下げたことを受け、投資家のリスク志向が後退している。
みずほ銀行(シンガポール)の為替ストラテジスト、Wei Liang Chang氏は「アジア
通貨は、成長率見通しが再び下方修正されたことを反映している」と指摘した。
マレーシアリンギは一時0.3%安の1ドル=4.119リンギと2カ月以上
ぶりの安値を付けた。
この日発表された3月の中国生産者物価(PPI)は9カ月ぶりに伸びが加速した。
中国人民元は1ドル=6.714元に小幅に上昇した。
ただ、投資家は貿易統計や国内総生産(GDP)統計など中国の他の指標の発表を控
えて慎重な姿勢を崩していない。
韓国ウォンは0.1%安。タイバーツと台湾ドルは小幅
安。
フィリピンペソはほぼ変わらず。2月

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