スポンサーリンク |
〔マーケットアイ〕金利:国債先物は小反落で引け、長期金利は-0.065%低下
- 記事詳細
-
<15:14> 国債先物は小反落で引け、長期金利は-0.065%低下
国債先物中心限月6月限は前営業日比2銭安の152円93銭となり、小反落で取引
を終えた。予想を下回る米消費者物価のコア指数や、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総
裁が景気の下振れリスクに言及したことを受け、前日の欧米債が上昇。外部環境が支えと
なったものの、高値警戒感が意識され買いは続かなかった。10年最長期国債利回り(長
期金利)は同0.5bp低いマイナス0.065%に低下した。
欧州連合(EU)は緊急首脳会議で、英国のEU離脱の再延長で合意した。市場で
は予想通りの内容と受け止められ、相場への影響は限定的だった。
流動性供給(対象:残存15.5年超39年未満)の応札倍率は2.85倍と前回(
1.98倍)に比べて上昇。超長期債のニーズが改めて確認されたが、国債先物はその後
下げに転じた。
市場では「短い中期ゾーンから少し長い年限に資金を移す動きが入っている可能性が
ある」(国内証券)との声が出た

スポンサーリンク |