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欧州市場サマリー(9日)
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<ロンドン株式市場> 反落。米国と欧州連合(EU)が互いに関税をかけ
る姿勢を示したことに加え、国際通貨基金(IMF)による世界経済見通しの引き下げが嫌気された。また
ロシアが原油生産を増やす可能性や英国のEU離脱の展開も注視された。
トランプ米大統領はEUによる航空機大手エアバスへの補助金により米国が打撃を受けたと主
張し、EUから輸入する110億ドルの物品に対し関税を導入する方針を明らかにした。これに対しEUの
欧州委員会も、米航空機大手ボーイングへの補助金に関し、米産品への報復関税の準備を始めていることを
明らかにした。
報復関税の可能性を受け、工業銘柄が売られた。工業分野の投資会社メルローズは2.3%、
エンジンメーカーのロールスロイスは1.3%それぞれ下落した。
この日はまた、IMFが2019年の世界経済見通しを引き下げた。貿易摩擦や英国のEU離脱を巡る
混乱の可能性を指摘し、さらなる景気減速の恐れがあると警告した。
ロンドン株式市場:
<欧州株式市場> 続落。米国が欧州連合(EU

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