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UPDATE 1-アジア通貨動向(2日)=下落、米長期金利上昇や原油高で
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アジア通貨は軟調。ドルの上昇や米長期金利の上昇に加え、
米経済に対する楽観的な見方により、アジアから資金がシフトしている。
原油が年初来高値を付けたことを受けて、原油輸入国の通貨が売られている。インド
ルピー、フィリピンペソ、インドネシアルピアが下落。
中国人民元は約0.12%安。中国人民銀行(中央銀行)はこの日の基準
値を前日終値比でやや元安に設定した。元は今年約2.3%値上がりしている。
ルピアは0.11%安。原油高は通常、ルピアの圧迫要因になるが、最近は良好な経
済指標も発表されている。2月の貿易収支は予想外の黒字。3月のインフレ率は中銀の目
標を下回った。
韓国ウォンは0.29%安。3月の韓国の消費者物価指数(CPI)は、
2016年7月以来の低い上昇率となった。
韓国銀行(中央銀行)の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は1日、現時点で利下げは急い
でいないと述べた。債券市場では中銀が近く利下げに踏み切るとの見方が浮上している。
インドルピーは0.2%安。フィリピンペソは0.25%安。両国は経常収支が大幅

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