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アジア通貨動向(21日)=上昇、FRBのハト派姿勢で
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アジア新興国通貨は上昇。米連邦準備理事会(FRB)が
年内の利上げを見送る見通しを示したことを受けてドルが下落した。
FRBは20日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、バランスシートの
縮小を9月に終了する方針も示した。
インドネシアルピアは一時0.6%上昇し、2月28日以来の高値を付けた。
シティはリポートで「FOMCが予想よりハト派的だったことを受け、アジア新興国
通貨のレンジを強気に見直す動きが出る可能性がある」とする一方、「持続的な(レンジ
の)上抜けは依然として、為替条項が盛り込まれる可能性のある米中通商合意に左右され
るかもしれない」と指摘した。その上で、当面は高利回りのアジア通貨がアウトパフォー
ムする可能性があるとした。
タイバーツは0.2%高。2月の貿易統計(通関ベース)で輸出が予想外に
増加したことが支援した。過去3カ月は減少していた。
0457GMT(日本時間午後1時57分)現在のアジア新興国通貨の対米ドル相場
は以下の通り。
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