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米国株式市場=S&P500とダウ下落、ハト派のFOMC受け金融株に売り
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米国株式市場はS&P500とダウが下落
した。米連邦準備理事会(FRB)がハト派スタンスを示したことを受け、金利に敏感な
金融株が下落し、指数の重しとなった。
取引序盤から下落していた主要3株価指数は米連邦公開市場委員会(FOMC)の声
明を受け、一時上げに転じたが、プラス圏を維持したのはナスダックだけだった。
ナショナル・セキュリティーズ(ニューヨーク)のチーフ市場ストラテジスト、アー
ト・ホーガン氏は、「FOMCの声明に対する初動はいつも間違っている」と述べた。
今回のFOMCでは、年内の追加利上げを行わないことを示したほか、バランスシー
ト縮小の終了に関する見通しも示した。
FOMC後にプラス圏に浮上した指数を抑えたのが銀行株。S&P金融は引
け前の1時間で大幅に売られ、2.1%安となった。
キーフ・ブリュイエット・アンド・ウッズ(ニューヨーク)のトレーディング部門責
任者、R.J.グラント氏は、イールドカーブのフラット化を受け、「特に銀行株への売
りが急増した」と述べた。
S&P50

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