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19年公示地価、地方圏の全用途・住宅地が27年ぶり上昇 商業地も堅調
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国土交通省が19日に発表した今年1月1日時点の「地価公示」によ
ると、地方圏の全用途と住宅地の上昇率が1992年調査以来、27年ぶりのプラスに転じた。全国ベース
でみても全用途、商業地、住宅地のいずれも上昇幅が拡大しており、札幌、福岡など地方の主要4市を中心
に地価の回復傾向が地方圏にも広がっている。
<商業地、4市除く地方も下落脱出>
全用途の全国平均は同1.2%上昇し、前年の0.7%上昇から伸び率が拡大。4年連続のプラスとな
った。地方圏では同0.4%上昇し、27年ぶりのプラスとなった。前年は横ばいだった。
このうち商業地は全国平均で同2.8%上昇となり、前年の同1.9%上昇から伸びが拡大。2008
年(同3.8%上昇)以来、11年ぶりのプラス幅となった。
特に札幌市、仙台市、広島市、福岡市の地方4市は同9.4%上昇と前年の同7.9%上昇から伸びが
加速し、地方圏全体でも同1.0%上昇と1991年(16.3%)以来のプラス幅に拡大。地方4市を除
く「その他」の地方圏は横ばいとなり、199

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