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NY市場サマリー(8日)
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<為替> 朝方発表の2月の米雇用統計が予想より大幅に軟調だったことで、ドルが
大方の主要通貨に対して下落した。一方、欧州中央銀行(ECB)の決定を受け前日に急
落したユーロは反発した。
2月の雇用統計は非農業部門の雇用者数が2万人増と、市場予想の18万人増を大幅
に下回った。ただ失業率が低下したほか、時間当たり賃金も伸びるなどの明るい点もあっ
た。
シリコンバレー銀行(カリフォルニア州)のシニア外為トレーダー、ピーター・ング
氏は「ドルに若干の売りが出たが、雇用統計は中身を見ればそれほど悪くはなかった」と
述べた。
主要6通貨に対するドル指数は終盤の取引で、0.36%低下の97.314
。前日は97.710と、昨年12月以来の高水準を付けていた。週初からは0.8%の
上昇。
ユーロ/ドルは0.44%高の1.12425ドル。ECBは前日の理事
会で、政策金利に関するフォワードガイダンスを修正し年内の利上げを断念したほか、銀
行向け超長期低利融資を再び実施することを決定。これを受け、前日

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