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欧州市場サマリー(8日)
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<ロンドン株式市場> 続落して取引を終えた。ブックメ
ーカー(賭け業者)のGVCホールディングスや石油株が売られ、全体水準を押し下げた
。
GVCホールディングスは14.0%急落し、2016年7月以来の安値を
付けた。会長と最高経営責任者(CEO)がそれぞれ、割安価格で一部保有株を売却した
ことが嫌気された。
石油大手のロイヤル・ダッチ・シェルとBPはFTSE100種の最
大の押し下げ要因となった。世界最大の政府系ファンド(SWF)であるノルウェー政府
年金基金が、石油・ガス関連株の一部を投資先から外すと発表したことが売り材料だった
。
一方、日用品大手のユニリーバや携帯通信大手ボーダフォン、送電
のナショナル・グリッドなど、先行き不透明感が漂っている際に買われる傾向のあ
るディフェンシブ銘柄は値を上げた。
小型株では百貨店チェーン、ディベンハムズが15.6%急騰。スポーツ用
品小売り大手のスポーツ・ダイレクトのオーナーで富豪のマイク・アシュリー氏が業績難
に陥っているディベンハムズの事業再編に動いたことが好感された。

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