スポンサーリンク |
UPDATE 1-NY市場サマリー(7日)
- 記事詳細
-
<為替> ニューヨーク外為市場では、欧州中央銀行(ECB)理事会の決定を受け
ユーロが対ドルが急落、2017年6月以来1年9カ月ぶりの安値を付けた。
ECBは政策金利を据え置くとともに、危機後初となる利上げの時期を来年に先延ば
しすると発表。さらに超長期の銀行向け低利融資を再び実施すると表明した。
政策金利に関しては従来の「少なくとも今年夏にかけて」から「少なくとも今年末ま
で」現行水準を維持する方針とした。市場は当初、政策金利のガイダンス変更を想定して
おらず、サプライズと受け止めた。ECBは成長・インフレ見通しも下方修正した。
FXストリート(ニューヨーク)のシニアアナリスト、ジョゼフ・トレビサーニ氏は
「成長の阻害要因が数多く存在する中で、ECBに選択の余地はなかった」と述べた。
ただECBが緩和政策を打ち出しても域内需要の低迷や政治的緊張いった問題が解決
に向かうとは考えにくく、ユーロへの下押し圧力は継続するとみられている。
NY外

スポンサーリンク |