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UPDATE 2-米国株式市場＝Ｓ＆Ｐ小幅続落、ＦＲＢ議長証言など受け下げ幅縮小
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米国株式市場では、Ｓ＆
Ｐ総合５００種が小幅続落して取引を終えた。ライトハイザー米
通商代表部（ＵＳＴＲ）代表やパウエル連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長
らの議会証言に大きなサプライズがなかったことを受け、日中安値から
大きく切り返す展開となった。
ライトハイザーＵＳＴＲ代表は２７日、下院歳入委員会での公聴会
で、米中の通商問題は非常に深刻で、中国が米国製品の購入を増やすだ
けでは不十分とした上で、両国が通商合意に至るには依然、相当な努力
が必要になるとの認識を示した。
パウエルＦＲＢ議長は下院金融委員会で行った証言で、年内にＦＲ
Ｂのバランスシートの縮小を停止すると述べた。
Ｓ＆Ｐ総合５００種は午前１０時半ごろに日中安値を付けた後、徐
々に下げ幅を縮小し、午後の取引ではプラス圏とマイナス圏を行き来す
る展開となった。
パフォーマンス・トラスト・キャピタル・パートナーズのトレーデ
ィング責任者、ブライアン・バトル氏は「これまで市場を動かす材料と
なってきたのはＦＲＢの政策と通商協議だ。
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