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UPDATE 1-アジア通貨動向(21日)=人民元が急進、米中通商交渉の進展期待で
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アジア通貨の対ドル相場は人民元が急伸した。
米中通商交渉で両国が主要な構造問題に関する覚書の作成に入ったとのロイターの報道が
手掛かりとなった。
関係筋によると、覚書は技術移転、知的財産権、サービス、為替、農業、非関税障壁
をカバーする。
メイバンクのシニア為替ストラテジスト、クリストファー・ウォン氏は、米中通商交
渉の進展で地合いが改善したと指摘した。
人民元は4営業日続伸。1ドル=6.6元台に乗せ3週間ぶりの高値を付
けた。
ルピーは0.2%高。市場関係者によると、インド民間部門の借り入れによ
りドルの流入が増えている。
その他のアジア通貨は軟調だった。米連邦準備理事会(FRB)が20日に公表した
1月29―30日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は、年内の利上げの可能性
が残す内容とみられている。
OANDAのシニア市場アナリスト、ジェフリー・ハレー氏は議事要旨について、イ
ンフレが高進すれば利上げ行う用意があると示唆しており、緩和バイアスはないと分析し
た。

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