スポンサーリンク |
〔需給情報〕外国人が2.5兆円買い越し、長期金利低下を主導=1月国債売買高
- 記事詳細
-
日本証券業協会が20日発表した1月公社債店頭売買高(国債)によ
ると、外国人は全体で2兆4505億円を買い越した。2004年4月の統計調査開始以来、過去最高だっ
た昨年12月の買い越し額4兆4242億円には及ばなかったが、海外勢の買い越し基調が目立った。
外国人は、超長期国債、長期国債、中期国債のいずれも買い越した。特に、中期・長期国債の買い越し
額は1兆円を超えた。国内勢は総じて売り越しが継続した。ただ、都市銀行は、中期国債を8578億円売
り越す一方、長期・超長期国債で買い越すなど年限を長期化した。
生保・損保は超長期債で2741億円の買い越しだった。「買い越し額は規模としては少なめだが、金
利水準が一段と低下した中で年明けから動き始めたと受け止められる」(証券)という。
1月の円債市場は、大発会で10年最長期国債利回り(長期金利)がマイナス0.050%まで急低下
した。その後はプラス圏まで戻す場面があったが、世界景気減速懸念や米中通商協議の方向性、英国の欧州
連合(EU)離脱を巡る混

スポンサーリンク |