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UPDATE 2-米国株式市場=S&Pとナスダック小高い、米中通商協議などに注目
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米国株式市場はS&P総合500種とナスダックがわずかに
上昇する一方、ダウ工業株30種は小幅安で取引を終えた。米中通商協議や米国境警備予算を巡る与野党協
議の行方に加え、2019年の企業業績見通しに注目が集まる中、おおむね寄り付きの水準付近でプラス圏
とマイナス圏を行き来した。
米中両国はこの日、通商協議の進展に楽観的な見方を示した。ただ、中国は米艦船が許可なく南シナ海
を航行したとして米国を非難した。
一方、米民主・共和党の有力議員は政府機関の再閉鎖回避に向けて国境警備予算を巡る協議で合意を目
指している。
S&P500構成企業の第4・四半期決算は、約3分の2の企業が発表を終えた時点で全体の71.2
%の利益が市場予想を上回った。ただ、アナリストによる19年第1・四半期利益の予想は0.2%減に悪
化した。減益なら2016年第2・四半期以来となる。
この日は一部の業種に売りが集中し、S&Pの主要11セクターのうちマイナスとなったのは通信サー
ビスと公益事業、ヘルスケアのみとなった。

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