スポンサーリンク |
アジア通貨動向(11日)=おおむね軟調、米中の閣僚級通商協議控え
- 記事詳細
-
アジア新興国通貨は対ドルでおおむね軟調。世界的な景気
減速や米中貿易摩擦再燃の可能性を巡る懸念から慎重ムードが広がっている。
米中通商協議の閣僚級会合が14日から行われるのを前に、投資家の間ではリスク資
産への投資を手控え、安全資産とされるドルを買う動きが見られる。
インドネシアルピアは0.5%下落し、域内通貨の下げを主導。8日発表され
た2018年第4・四半期経常赤字が過去4年以上で最大となった。
フィリピンペソとインドルピーはそれぞれ0.2%、0.1%上昇。
原油先物の下落がこれらの原油輸入国の通貨を支援している。
米中通商協議に関してトランプ米大統領は先週、3月1日の合意期限までに中国の習
近平国家主席と会談する計画はないと述べており、貿易問題解決への期待は低い。
旧正月の連休後、取引を再開した中国人民元と台湾ドルは0.6
%安と0.3%安。
韓国ウォンとマレーシアリンギは小幅安。
0538GMT(日本時間午後2時38分)現在のアジア新興国通貨の対米ドル相場
は以下の通り。

スポンサーリンク |