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UPDATE 1-アジア通貨動向(8日)=おおむね軟調、通商戦争や世界経済巡る懸念が重し
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アジア新興国通貨は8日、対ドルでおおむね軟調に推移した
。米中が通商問題で合意できるのか懐疑的な見方が広がったほか、欧州委員会がユーロ圏
の成長率見通しを引き下げたことが重しとなった。
トランプ米大統領は7日、ホワイトハウスで、中国との通商協議の期限である3月1
日までに習近平国家主席と会談する計画はないことを確認した。
メイバンクは顧客向けのリポートで「市場関係者は、合意の可能性が低く、中国の対
米輸出の関税が引き上げられる可能性が高まったとみている」と指摘した。
さらに、欧州委が7日、四半期の経済予測で、ユーロ圏の今年と来年の成長率見通し
を引き下げたことで、地合いが一段と冷え込んだ。
こうした弱材料を受けて安全資産への需要が高まり、ドル指数は約0.1%上
昇して約2週間ぶりの高水準を付け、アジア新興国通貨への圧力となった。
タイバーツは0.4%安の1週間超ぶりの安値と、全体の下げを主導した。
インドルピーは0.3%高、フィリピンペソは0.1%高。韓国ウォ
ン、マレーシアリンギ

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