スポンサーリンク |
中国の23省・地域が今年の成長目標引き下げ、悲観論強まる
- 記事詳細
-
中国の地方政府の発表によると、同国では31省・
直轄市・自治区のうち、少なくとも23省・市・自治区が今年の域内総生産(GDP)伸
び率目標を昨年の目標から引き下げた。
内需低迷や米中貿易戦争で地方政府の間に悲観的な見方が広がっていることが浮き彫
りとなった。
昨年、成長率目標を引き下げていたのは17省・直轄市・自治区だった。
GDPで国内3位の山東省は、現時点で今年の目標を発表していない。
四川省、河北省、貴州省、甘粛省、海南省の5省は成長率目標を据え置いた。昨年、
目標を据え置いたのは12省だった。
成長率目標を引き上げたのは湖北省のみ。ハイテク産業の拡大が期待できるとしてい
る。
今年の中国のGDP伸び率は、昨年から鈍化するとみられており、地方政府の目標引
き下げは、市場の見方に沿ったものとなった。
昨年は、北京市、上海市、浙江省、河南省、四川省、河北省、湖北省など15省・直
轄市・自治区が、成長目標を達成もしくは上回った。
ほぼ同数の省・直轄市・自治区は目標を下回った。このうち

スポンサーリンク |