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欧州市場サマリー(28日)
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<ロンドン株式市場> 続落して取引を終えた。4日以
来の安値に落ち込んだ。軟調な中国の指標や米国の決算発表によって市場心理が悪化した
。
中国の2018年12月の中国工業部門企業利益は2カ月連続でマイナスとなった。
米中貿易摩擦が続く中で、中国経済鈍化への懸念が再び浮上した。
アジアへのエクスポージャーが高い銘柄が売られた。金融大手HSBCは1
.1%、高級ブランドのバーバリーは1.5%それぞれ下落した。
米国で軟調な決算が発表されたことも欧州市場に波及した。世界最大の重機メーカー
、米キャタピラーが利益目標を引き下げたほか、画像処理半導体大手の米エヌビ
ディアが売り上げ見通しを引き下げたことで、中国経済の鈍化が企業利益をむし
ばんでいるとの不安が高まった。
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が、ここ数カ月ユーロ圏経済が予想を下回って
いると発言したことも市場心理に影響した。
米原油供給量が一段と増えている兆しを受けて原油が値を下げ、石油大手BP
とロイヤル・ダッチ・シェルは2.4%と1.7%それぞれ下落した

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