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NY市場サマリー(24日)
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<為替> 終盤にユーロが対ドルで下落し、6週間ぶりの安値。ドラギ欧州中央銀行
(ECB)総裁が成長リスクは下向きに移行し、短期的な成長の勢いは当初の予想よりも
弱まる公算が大きいと発言したことが響いた。
ロス米商務長官が米中通商交渉が妥結する可能性は十分にあるものの、妥結には程遠
いとの見方を示したため、安全とみられるドルを買う動きが広がった。
テンパス(ワシントン)のトレーディング部副社長、ジョン・ドイル氏は「ECBの
ハト派姿勢が主要な材料となった。見通しが下向きに移行したとの発言に意外感はないが
、今後ユーロの重しになることは間違いない」と述べた。
ユーロ/ドルは0.7%安の1.13ドル。一時1.129ドルと昨年12月
14日以来の安値を付けた。ドラギ総裁がこの日の理事会で新たな貸出条件付き長期資金
供給オペ(TLTRO)を決定しなかったと述べたことを受け、ユーロはやや安定したも
のの、その後は前出のロス長官の発言で再び値下がりした。
主要6通貨に対するドル指数は0.47%高の96.579。

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