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アジア通貨動向(3日)=大方が下落、世界経済巡る懸念でリスク回避
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アジア新興国通貨は韓国ウォン主導で大方がドル
に対して下落。世界経済へのリスクが高まるなか、安全資産への逃避買いが進んだ。
ウォンは一時0.9%下落し、1ドル=1128.40ウォンと2週間ぶりの安値を
付けた。その後はやや下げ幅を縮小している。
米アップルが2日、中国での販売不振を理由に、年末商戦を含む第1・四半
期(12月29日まで)の売上高見通しを下方修正したことを受け、世界的な景気減速懸
念が強まった。
このニュースは、為替市場でドルが対円で1.6%下落する「フラッシュクラッシュ
(瞬時の急落)」につながった。
スコシアバンクの(アジア新興国)通貨ストラテジストは「リスク回避の動きが強ま
り、新興国市場通貨は下落した」と指摘した。
台湾ドルとインドルピーはそれぞれ0.3%下落。中国人民元<CNY
=CFXS>とマレーシアリンギは小幅安。
フィリピンペソは、同国のインフレ指標の発表を4日に控え、小幅安で推
移している。
インドネシアルピアも小幅安。
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