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ユーロ圏製造業PMI改定値、12月は51.4に低下 16年2月以来の低水準
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IHSマークイットが発表した
2018年12月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定
値は、速報値と変わらずの51.4で、11月の51.8から低下し、
2016年2月以来の低水準となった。景況改善と悪化の節目である5
0は上回ったものの、5カ月連続の低下となった。
IHSマークイットのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィ
リアムソン氏は12月の結果を受けて、製造業はほぼ停滞状態との見方
を示し、「製造業は第4・四半期の経済の足かせとなった可能性さえあ
る」と述べた。
昨年12月のロイター調査では、今年ユーロ圏がリセッションに陥
る可能性がまだ低水準ながら15%から20%に上昇した。
域内では、イタリアに加えフランスも50割れとなり、ドイツとス
ペインは50は上回ったものの低下した。
PMI構成項目をみると、生産指数が50.7から51.0に改善
するものの、生産の見通しを示す指数は56.3から56.0に下がり
6年ぶりの低水準。新規受注指数は3カ月連続で悪化した。
「世界貿易を巡る懸念、今も続

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