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アジア通貨動向(31日)=ルピア主導で上昇、米中通商協議に進展の兆し
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アジア新興国通貨はインドネシアルピア主導で大半が上昇
。米中通商協議に進展の兆しが見られたことを好感した。
トランプ米大統領が29日に中国の習近平国家主席と「非常に良い電話協議を行った
」と明らかにし、貿易問題を巡り「大きく前進している」との見方を示したことを受け、
投資家心理が改善した。
アジア新興国通貨は今年、米中貿易摩擦や米連邦準備理事会(FRB)の引き締め政
策、世界経済減速を巡る懸念など、複数の要因が下押し圧力となった。
みずほ銀行はリポートで、新興国資産は割安感が出ているものの、一部では今後のリ
スクも意識されており、警戒感が根強いと指摘した。
インドネシアルピアはこの日の取引で一時0.8%上昇したが、0400GM
T(日本時間午後1時)までに上げ幅をやや縮小した。年間では6%超下落する見通しだ
。
マレーシアリンギは0.3%高、シンガポールドルも小幅高となった。
インドルピーは0.2%上昇。ルピーは今年、原油高を受けた経常赤字拡大
を巡る懸念などから下落。原油価格が下落に転じたことでやや値を

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