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〔需給情報〕外国人が2.9兆円買い越し、1年3カ月ぶり高水準=11月国債売買高
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日本証券業協会が20日に発表した11月公社債店頭売買高(国債)
によると、外国人は全体で2兆8820億円を買い越した。買い越し額は2017年8月以来1年3カ月ぶ
りの高水準となった。
外国人は、超長期債、長期債、中期債のいずれも買い越したが、そのうち長期国債の買い越し額が1兆
4723億円と2007年8月以来、11年3カ月ぶりの水準を記録した。一方、国内勢は長期債を中心に
売り越しが目立った。都銀は長期債の売り越し額が7075億円に上った。
市場では、「外国人は、世界的な景気減速懸念というマクロトレンドに沿った買いを入れていたのだろ
う。その一方で、国内勢は金利低下が進む中で、レンジを想定したトレードを意識して、売っていたのでは
ないか」(みずほ証券・マーケットアナリストの上家秀裕氏)との声が出ている。
国債投資家別売買高(国庫短期証券を除く)は以下の通り。
(単位:億円、▲はマイナス)
利付国債買越 超長期債

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