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上海短期金融市場=人民元金利は上昇、年末の資金需要で
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今週(10─14日)の上海短期金融市場の人民元金利は上昇。中国人民銀行(中央銀行)が公開市場操作を通じて資金を供給しなかったことや、年末に向け資金需要が増加したことが要因。
人民銀は14日、36日連続で公開市場操作を通じた資金注入も吸収も実施しなかった。
一方、人民銀は同日、1年物の中期貸出制度(MLF)を通じて2860億元の資金を実質的にロールオーバーした。
7日物レポ金利(加重平均)は14日午後時点で2.6816%。前週末引け時点の2.5513%と比べ約13bp(ベーシスポイント)上回る水準。
上海の国内銀行のトレーダーは「誰もが年末に向けた準備を始めている」と指摘。「このように長期間にわたり公開市場操作がないことを考慮すると、今後(年内に)何が起こり得るのか誰も分からない」と述べた。

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