スポンサーリンク |
ドイツ連銀、経済成長予測を下方修正
- 記事詳細
-
ドイツ連銀は14日、
同国の経済成長率予測を下方修正した。
ドイツ経済は今年下期に予想以上に低迷。欧州の経済成長はピーク
を過ぎ、潜在成長率に向けて鈍化する可能性がある。
連銀は「全体の設備稼働率は、すでに高い水準にあり、今後数年は
わずかしか上昇しない可能性が高い」と指摘。
「一方、国内総生産(GDP)は潜在成長率をわずかに上回るペー
スでしか拡大しないと予想される。潜在成長率自体も低下する見通しだ
」と述べた。
連銀は、今年の経済成長率予測を2%から1.5%に下方修正。来
年と再来年の経済成長率を1.6%と予測した。
欧州中央銀行(ECB)も前日、ユーロ圏の経済成長率予測を下方
修正した。
連銀は、来年のインフレ率の予測も1.7%から1.4%に下方修
正した。ECBが目標とする「2%に近いが2%を下回る水準」を大幅
に下回っている。
連銀は「経済成長率と、また相対的に程度は低いがインフレ率も、
現状では下振れリスクが大きい」としている。

スポンサーリンク |