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〔マーケットアイ〕株式:前場の日経平均は小反発、米株下げ渋りで不安後退
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<11:38> 前場の日経平均は小反発、米株下げ渋りで不安後退
前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比22円40銭高の2万1524円
02銭となり、4日ぶりに小反発した。前日の米国株市場が序盤の大幅下落から大きく戻
して引けたことで、米株急落への不安心理が後退。日経平均先物に買い戻しが入り、現物
指数も上昇した。上げ幅は一時200円を超えたが、米中の対立が根本的な解決に至らな
い中、今晩に米雇用統計の発表を控え様子見姿勢も強く、前場後半は戻り待ちの売りで伸
び悩んだ。
TOPIXは前日比0.03%安。東証1部の前場の売買代金は1兆1382億円と
低調だった。セクター別では石油輸出国機構(OPEC)総会後の原油安を嫌気し、石油
・石炭製品と鉱業が軟調。鉄鋼、非鉄なども安い。一方、陸運、小売、サービスなど内需
系が総じてしっかりだった。市場では「米中関係を巡るリスクの上昇はポジションを取ら
ない理由づけになる。足元の貿易問題は過去の経験則が通用しない。相対的な内需株優位
が続きそうだ」(東海東

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