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UPDATE 1-NY市場サマリー(5日)
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<為替> ドルがやや上昇。米国債市場で一部の年限で期間の長い金利が短い金利を
下回る逆イールドが発生したことに起因する米景気後退懸念でユーロと円が押し上げられ
ていたが、こうした動きが緩和したことでドルは上向いた。
終盤の取引までにドルは対円で0.35%上昇。ユーロは対ドルで当初
は上昇していたが、その後上げ幅を縮小し、ほぼ横ばいとなっている。
ドルは今週初め、米中貿易戦争の「休戦」への期待から安全資産としての需要が減退
したことで下落。米債券市場の動向から米経済成長に対する懸念が台頭したこともドル相
場の重しとなっていた。ただ、米中の通商問題の解決を巡る先行き不透明感がなお払しょ
くされていないことがドル相場を下支えする地合いとなっている。
ロイターはこの日、関係筋の話として、欧州中央銀行(ECB)の政策担当者が来年
に景気刺激策を段階的に解除していく具体的な方法について討議していると報道。これを
受けユーロは上昇したが、長続きしなかった。
中国経済の成長に敏感に

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