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独総合PMI改定値、11月は約4年ぶり低水準
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IHSマークイットが5日発表
した11月のドイツ総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は52.
3と前月の53.4から低下し、約4年ぶりの低水準となった。コスト
圧力の高まりや企業の楽観的な姿勢が後退したことを背景にサービス部
門の活動が弱まった。
ただ、依然として景況の拡大・悪化の分かれ目となる50を上回っ
ているほか、速報値から小幅に上方改定された。
IHSマークイットのエコノミスト、フィル・スミス氏は、第4・
四半期のドイツ経済はマイナス成長だった第3・四半期から緩やかなプ
ラス成長に転換する見込みだが、11月のPMIが低下したことは経済
の反発力に疑問を投げかけている、と指摘した。
11月のサービス部門PMI改定値は53.3と、前月の54.7
から低下。海外からの新規事業が引き続き低迷したほか、企業の楽観姿
勢を示すサブ指数が2年ぶりの低水準となった。

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