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NY市場サマリー(16日)
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<為替> 米連邦準備理事会(FRB)当局者から世界的な経済成長について慎重な
発言が相次いだことを受け、ドルが幅広い通貨に対して下落した。一方、欧州連合(EU
)離脱を巡る懸念で下落していた英ポンドはこの日は対ドルで上向いた。
FRBのクラリダ副議長はCNBCのインタビューに対し、「世界的な減速を示唆す
る証拠はある」と表明。このほか、米金利はFRBが中立金利と見なす水準に近づいてい
るとの見方を示し、「経済の現状、およびFRBの景気見通しを踏まえると、中立的であ
ることは理に適う」と述べた。
市場ではクラリダ副議長の発言は、FRBがこれまで考えられていたよりも早い時期
に利上げサイクルを終了させる可能性を示唆していると受け止められ、ドルは対ユーロで
1週間ぶり、対円で2週間ぶりの安値を付けた。
この日はこのほか、ダラス地区連銀のカプラン総裁がフォックス・ビジネスに対し、
世界的な成長は若干の向かい風になり、米経済も影響を受ける可能性があるとの見方を表
明。クラリダ副議長とカプラン地区連銀総裁の発

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