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UPDATE 1-アジア通貨動向(1日)=総じて堅調、中国のインフラ投資拡大計画を好感
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アジア通貨は総じて堅調。中国のインフラ
投資拡大計画が好感されている。ただ、米経済が好調を維持しており、
新興国市場から資金が流出するリスクもある。
中国国務院(内閣に相当)は31日、鉄道や高速道路、空港などの
インフラ投資を拡大し内需を増大させる方針を示した。
みずほ銀行(シンガポール)の為替ストラテジスト、Chang Wei Li
ang氏は、中国のインフラ投資拡大計画について「中国の成長見通しに
対する懸念が一部和らぐ可能性が高い。これはアジア通貨にとってプラ
スだ」と述べた。
人民元は約0.11%高の1ドル=6.966元。
財新/マークイットが1日発表した10月の中国製造業購買担当者
景気指数(PMI)は50.1と、9月の50.0から小幅な上昇にと
どまった。米中貿易戦争が激化する中、輸出受注指数の50割れが続き
、経済への圧力が一段と高まっていることが示された。
インドルピーは、同国政府が準備銀行(中央銀行)の独立
性が「必要不可欠」だとの見解を盛り込んだ声明を公表したことで、や
や落ち着きを取り戻した。

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