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〔マーケットアイ〕金利:国債先物は小反落、日銀オペ運営見直し観測が浮上
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<15:08> 国債先物は小反落、日銀オペ運営見直し観測が浮上
長期国債先物は小反落で引けた。円高・株安の流れが一服したことで売りが優勢になった。ただ、日経
平均株価が200円超の大幅反発する場面でも国債先物の下げは限定的で、感応度は鈍かった。
現物債市場で金利は小幅上昇した。先物安に連動したことや18日に20年債入札を控えていることが
影響した。無難な結果に収まった5年債入札を材料視する動きは限られた。
日銀が23日に開催する「市場調節に関する懇談会」を前に、国債買い入れ運営の見直し観測が浮上し
ていることも買い手控えにつながったとの見方が出ていた。
長期国債先物中心限月12月限の大引けは、前営業日比4銭安の150円16銭。10年最長期国債利
回り(長期金利)は、前営業日比0.5bp上昇の0.145%。
短期金融市場では、無担保コール翌日物はマイナス0.030─マイナス0.080%を中心に取引さ
れた。準備預金の積み明けで、金融機関の資金調達意欲は弱かった

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