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UPDATE 1-アジア通貨動向(9日)=下げ渋る、人民元が上昇
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アジア通貨は総じて下げ渋る展開。前日値下がりした人民元
が上昇していることが支援材料。
国際通貨基金(IMF)のチーフエコノミストを務めるモーリス・オブストフェルド
調査局長が、最近の人民元の下落について、自国通貨を防衛する中国政府の能力に懸念は
ないと述べたことが、元の一定の下支え要因となっている。
前日の元は、中国人民銀行(中央銀行)の預金準備率引き下げを受けて、7週間ぶり
の安値に下落したが、この日は0549GMT(日本時間午後2時49分)現在、対ドル
で0.21%上昇している。
インドルピーは、原油高や米長期金利上昇を受けて、伸び悩む展開。一時0
.24%値上がりしたが、上昇は長続きしなかった。前日まで5営業日続落となっている
。
シンガポールドルは不安定な値動き。シンガポール金融管理局は12日に政策
決定会合を開く。ロイター調査では、過半数を若干上回るエコノミストが、引き締めを予
想している。
パキスタンルピーは約8%急落。市場参加者によると、中銀が通貨を切り下げ
た模様。同国は前日、国際通貨基金(IMF

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