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アジア通貨動向(8日)=おおむね下落、人民元は7週間ぶり安値
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アジア新興国通貨はおおむね下落。中国人民銀行(中央銀行
)が銀行の預金準備率を引き下げたことを受け、人民元が下げを主導している。
元は8日序盤の取引で、対ドルで7週間ぶりの安値となる6.9069元
を付けた。
人民銀は準備率の引き下げで元に下押し圧力は生じないと強調したが、OCBC銀行
はリサーチノートで、元は「圧力の増大」に直面するとの見方を示した。
そうした圧力は米国債利回りが上昇する中、準備率引き下げで中国の長期金利が低下
することで生じる米中の金利格差によって高まるとみられる。
アジア通貨はドルの上昇にも圧迫されている。ただ、日本の市場が祝日で休場となっ
ているほか、米債券市場も休場のため、ドル相場の値動きは抑制されている。
輸出に依存する台湾、韓国の通貨はそれぞれ約0.2%下落。
インドルピーは約0.1%安。インド準備銀行(中央銀行)は5日の金融政
策委員会で政策金利を6.50%に据え置いた。
インドネシアルピアは1ドル=1万5240ルピアと今年の最安値を更新した
。インドネシアでは、米国

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