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NY市場サマリー(3日)
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<為替> 終盤でドルが上昇。この日発表された経済指標で米経済が堅調であること
が示されたほか、イタリア予算協議を巡る懸念が引き続きユーロの重しとなった。
米供給管理協会(ISM)の9月の非製造業総合指数(NMI)は61.6に上昇し
、21年ぶりの高水準を記録。このほか、企業向け給与計算サービスのオートマチック・
データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが発表した9月の全
米雇用報告では民間部門雇用者数が23万人増となり、市場予想の18万5000人を上
回った。
CIBCキャピタル・マーケッツの北米外為戦略部門責任者、ビパン・ライ氏は「こ
こ数カ月、ドルが大きく買われている理由の一つは、米経済がかなりうまく回っているた
めと考える。一方、ユーロ圏や日本など主要経済の指標には鈍化が見られる」と述べた。
ユーロはまた、イタリアの財政赤字や予算案、欧州連合(EU)との関係を巡る不透
明感から打撃を受けている。
ユーロは主要な支持線である1.510─1.508ドルを試す展開となっている。

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