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UPDATE 1-アジア通貨動向(18日)=ルピアが下落、中国商務相発言でバーツなど持ち直す
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アジア新興国通貨は、米国が2000億ドル相当の中国製
品に対する追加関税発動を発表したことを受け、大半が下落したものの、中国がこれまで
のところ対抗措置を発表していないことから、一部通貨は持ち直している。
2000億ドル相当の中国製品に課す追加関税は10%。しかし、中国が対抗措置を
講じれば米政府は税率を25%に引き上げる方針を示している。
中国商務省は18日午前に声明を発表し、鍾山商務相が17日に外国企業の代表と面
会した際、貿易戦争で勝者はおらず、協力が唯一の正しい選択肢と述べていたことを明ら
かにした。
商務相の発言は人民元のほか、タイバーツ、シンガポールドル、韓国
ウォンを押し上げた。
みずほ銀行の為替ストラテジスト、Chang Wei氏は、商務相の発言は今後の米中交渉
に期待をもたせるもので、一部アジア新興国通貨を支援したと指摘した。
一方、下げを主導したのはインドネシアルピアで0.3%超下落した。
メイバンクの為替調査部門責任者のSaktiandi Supa

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